社会環境系の白川龍生准教授が日本鉄道施設協会「技術貢献賞」および「論文賞」を受賞
このたび、社会環境系の白川龍生准教授が、一般社団法人日本鉄道施設協会の「技術貢献賞」を受賞し、6月4日(木)にホテルメトロポリタン(東京都豊島区)で開催された、同協会の「第16回通常総会」において授賞式が行われました。
本賞は、人材育成、安全、災害復旧など、鉄道施設分野への幅広い貢献を顕彰するために今年度から設けられた賞です。東京経済大学の三和雅史准教授と実施している「大学教育を通じた学生に鉄道施設メンテナンスへの理解を広める取組み」が、鉄道施設に関する技術の向上と人材育成に大きく貢献し、他の模範となったと認められて共同受賞となりました。
また、白川准教授が日本鉄道施設協会誌に投稿した一般論文「鉄道とメンテナンス―大学で保線を教える―」が、その内容が優秀で業務の進歩、発展に貢献したとして「論文賞」を受賞しました。
鉄道会社での保線の実務経験を有する白川准教授は、社会インフラの老朽化が進みメンテナンスの重要性が高まる中、本学3年次の専門科目として、2023年度より「鉄道とメンテナンス」を開講しています。
同科目は、本学で1995年度まで開講されていた「鉄道工学」の流れを受け継ぎ、28年ぶりにその内容を今日的な課題に即して発展させたものです。かつての教育的蓄積も踏まえつつ、従来の構造設計中心の視点にとどまらず、既存インフラをいかに維持し更新していくかという課題に焦点を当てています。
今回の受賞は、鉄道線路を題材に、社会インフラの役割やメンテナンスの重要性を学生に伝える継続的な取組みと、その成果の発信が評価されたものです。地域に根ざした理工系大学における教育?社会貢献のあり方を考える上でも意義があり、今後のさらなる展開が期待されます。

