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本学大学院生が「第2回北海道バイオ”Mix-up”」において最優秀口頭発表賞を受賞

 9月25日(水)~26日(木)、北海道大学で開催された「第2回北海道バイオ"Mix-up"」において、本学大学院生の市川晴雪さん(博士後期課程 共創工学専攻1年、指導教員:陽川憲准教授)が最優秀口頭発表賞を受賞しました。

 市川さんの受賞題目は「地上部の青色光環境による根の伸長速度制御」で、3Dプリンターで根のみを光から保護出来るアタッチメントを作成し、モデル植物であるシロイヌナズナを用いた研究を行いました。
 その結果、植物の地上部に特定の波長の光が当たると、暗闇の根の伸長が抑制されること、またその応答にかかわる分子やタンパク質を特定しました。地面の下で生育する植物の根は通常、光にさらされることがありません。一日中変化する光の環境によって、根の生育がどのように調節されているかは不明な事が沢山あります。

 市川さんは本発表において、今後、より自然の光に近い環境で根のさまざまな研究が可能になることを報告し、その内容が高い評価を受け、今回の受賞に至りました。


(左から)受賞した市川さん、指導教員の陽川准教授

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