このたび、川村みどり副学長?応用化学系教授が、第11回女性技術者育成功労賞（主催：一般社団法人技術同友会）を受賞し、11月19日（水）、如水会館（東京都千代田区）において表彰式が行われました。

　技術同友会は、科学技術の振興及び社会経済の発展に寄与することを目的として設立され、女性技術者の活躍を推進?支援するために、女性技術者の育成に顕著な成果を上げた個人（男女を問わず）及び組織を毎年表彰しています。

　式典では、同会の白川貴久子ダイバーシティ推進委員会委員長より、個人表彰と組織表彰の審査結果を報告した後、同会代表理事から個人優秀賞17名と組織優秀賞の代表者6名に表彰状とトロフィーが授与されました。

　川村副学長は、平成30年度から本学におけるダイバーシティ推進実務担当として、亚博足彩元年9月のダイバーシティ推進室設置に向けた活動に携わり、設置後は同推進室副室長、室長を歴任し、本学及び北海道国立大学機構において研究?教育現場の女性活躍の基盤づくりに貢献してきたことが高く評価され、今回の受賞に至りました。（本学のダイバーシティ推進への取り組みはこちら）

　受賞に関する詳細は、一般社団法人技術同友会のサイトをご覧ください。

川村みどり副学長のコメント

　このたび、第11回女性技術者育成功労賞を受賞し、大変光栄に存じます。本学の女性教員比率は長年、国立大学の中で最下位でしたが、ダイバーシティ推進室設置後は、平成30年の6.1％から現在の12.4%に倍増しました。これは全学的な意識改革の成果であり、今後も継続して女性研究者のすそ野拡大等に取り組みたいと思います。
　最後になりますが、ダイバーシティ推進室の初代室長である柴野純一名誉教授、歴代の推進室員の皆様、また設立当時からご尽力いただいている事務職員の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。